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記憶は強烈
私の修学旅行は中学校3年生の時の「雲仙・長崎」。
この時の記憶は強烈だった。
列車やバス、あるいは学友達との出来事の記憶が薄いのに、長崎の大浦天主堂、浦上天主堂などでの
「原爆の記録」は 今尚、濃く脳裏に刻まれている。
そういう意味では 行ってて良かったとしみじみ思う。
壁に焼きついた人影に原爆の閃光や爆風の物凄さを想像し、戦争の悲惨さを強烈に学んだのだった。
こうした体験は、今尚、平和を祈願する考えを支え、
ある時には広島にも足を伸ばすきっかけにもなった。
更に、後年になるが長崎で被爆して、かろうじて故郷の宮崎県は椎葉村に帰り着いた一人の老人とのセッションを
実現させて 当時、主催していた観光情報紙にインタビュー記事を掲載して 大反響を貰った事にもつながる。
誰にも体験を語らないとかたくなだった、そのご老人が私に向かって重い口を開いてくれたのも 私の中学校時代からの思いが通じたからだと思うのである。
今、米国大統領が核廃絶を言いながら、日本に対する
核の傘の継続を語る時、大きな矛盾を感じると同時に
究極の平和は やはり唯一の被爆体験国の国民が
核爆弾の怖さを理解するところから生まれるのだろうと
切に思うのである。
そんな話題に触れる都度、私が必ず脳裏に描くのが
あの長崎の天主堂で見た「閃光が刻んだ黒い人の姿」。
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